本屋でふと見かけたこの本。
豆本ほど小さく無いけど、スマホと同じ形状の本。
タイトルには「スワイプ厳禁」とあり、なるほど〜スマホを扱ってるような読書体験ができる作品なのだな、と容易に推察できる。
ホラー作品っぽいし、すぐに読めそうだなと購入。
モキュメンタリーっぽいのかな?
と期待を込めて。
暫く起動されていなかった一色和馬のスマホを開くところから始まる物語。
オカルト研究サークルの先輩である八重樫からの依頼で、都市伝説「ドウメキの街」を調べることに。
ドウメキの街にたどり着いた者は、全身真っ黒な女性に常に監視され、精神に異常をきたし、そして自殺に至るという話。
ドウメキの街を特定した後、日々の生活の中に真っ黒な女性が少しずつ姿を見せ始める。
スマホサイズの本だけど、左ページに文章。
右ページはスマホ画面や画像。
全部で130ページくらいのボリュームなので、30分もあれば読み終わった。
すぐ読み終わるだろうとカンタンに流し読みしたので、最後は頭がこんがらがった?
ん?どういうこと??
なんとなく理解はできるけど…
と言うことで2回目はしっかり身を入れて読んだ。
そういう事ね。
1読目で妙な違和感あったけど、そか。
自称「オレ」なのね。
だから男女と呼ばれるのね。
だけど、それはちょっとズルいな。
内容的にはホラー作品として成り立っているけど、モキュメンタリー感はほぼ無かったかな。
真相がわかった2度読み時には、一色和真馬のスマホ画面を覗き見る感覚に陥ったのは面白い読書体験だったので、本作を読まれる方は2度読みをオススメしたい。
ジワジワと迫り来る黒い女性の影は怖いけど、物理的な攻撃が多いのは少し冷めちゃいました。
とは言いつつも、ホラー感もあり、読みやすさもあり、仕掛けもあり。
お値段も499円とワンコインで収まる本作品。
お得感はあると思う。
だけど、どうやら本作は「閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書」の前日譚らしき作品のようだ。
この2冊を読んで初めて全容が見える仕掛けなんだろうな。
「閲覧禁止〜」で猟奇殺人犯として扱われるのが本作に登場する、サークルの先輩八重樫氏である。
なぜ本作では通常人であった彼が猟奇殺人犯となるのか?何をやったのか?続きがとても気になる。
続けて読んでみようかな。

