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ボダ子|赤松利市 を読んで

赤松利市 著「ボダ子」 読書感想文

前回読んだ「下級国民A」の作者、赤松利市の他の作品を読みたくて即購入。
下級国民A」はとことん貧困と戦う著者の実体験を綴ったエッセイ本であった。
多々「自業自得だろ」と突っ込みたくなり正直不快になることが多かったが、こんな地獄のような生活をしていた筆者ならとことん闇社会について書いてくれる作品があるはず、と期待して本書を購入。
どんな闇を覗かせてくれるのか大いに期待だ!

あらすじ
35歳で起業して、一時は年商十億円を超える会社の社長となった大西浩平。
浩平には、3人めの妻との間に、一人娘がいた。
だが、浩平の家庭を顧みない生活と母親からの虐待により、一人娘はボーダー(境界性人格障害)を発症、自傷行為を繰り返す。娘から目が離せない生活が始まり、やがて事業は破綻する。

感想
下級国民A」の焼き直しのような作品だった。
下級国民A」ではあまり語られなかった娘や元嫁が物語の主になってはいるが、ほぼ同じ流れ。
先にこちらを読んでから、前書を読めば面白かったのかもしれない。

如何せん、前書で著者に対してネガティブなイメージがあるので、本作で出てくる主人公大西浩平が著者だと勘違いをして読み進めていくことになる。
というか、名前が違うだけでほぼ著者だろう。
言動や思考が前書の著者と全く同じである。
なのでノンフィクションではないにしても、「下級国民A」のちょっと詳しい版、と捉えてしまった。

大いに期待しただけに選択した本を間違った気がする。
もっと違う話が読みたかったのだけどなぁ。。。。。

しかしこの方。
自分が不幸や貧乏に陥って仕方ないと思っているのだろうが、彼に関わった多くの人も巻き添えにしているという自覚があるのだろうか?
ホントに他人に対しての配慮とか心遣いとかが全くない方だと思う。
お金の管理方法や先読みができないことを悔やんでいるように思うのだが、根本的な問題はそこではないように思う。
他人(自分の娘も含む)に対する気持ちが全くない。
他人の人生をなんだと思っているのだろうか????

と、結局読了後は「下級国民A」と同じ気持ちになる。
内容も同じ、読了後の気持ちも同じ。
う〜ん、である。

またしばらく時間をおいて他の作品を読んでみようかな。

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