僕は染井為人が好きである。
読む本読む本、すべて面白い。
ということで、まだ読んでいない染井為人の本を集中的に読むことにした。
で、調べてみると最近文庫化された「滅茶苦茶」とまだ文庫化されていない「黒い糸」「芸能界」の計3冊がまだ未読のようだ。
まずは気になっていた「黒い糸」を読む。
あらすじはこんな感じ。
結婚相談所に勤めるシングルマザー。
登録会員の女性とトラブルとなり陰鬱な日々が続く。
と同時にその息子のクラスメイトが突然失踪したことを始まりに、様々な事件が身の回りで起き続ける。。。。
で、読み終わった今。
まず最初に言いたいのは、やはり面白い!ってこと。
サイコーってこと。
最後の最後までそのカラクリが見えてこない。
そして最後にあっけないほど簡単な説明で全てに合点がいく妙技。
いやぁスバラシイ!
多くの登場人物が出てくるけど、特に担任先生の兄の存在感が絶倫!
全ては遺伝に左右される論理はとても面白い!
彼を主役としてシリーズ化しても面白そうと思ったほど。
さて引き続き最近文庫化された「滅茶苦茶」を読む。