滅茶苦茶|染井為人 を読んで

染井為人 著「滅茶苦茶」 【読書感想文】

染井為人作品集中読破実施中!
続きまして最近文庫化されたばかりの「滅茶苦茶」
もうタイトルのその通り、最後は「滅茶苦茶」である。
まるで映画を見ているような錯覚を覚えるほどスリリングでエキサイティング!

全く接点のない3人の物語が同時進行で進んでいき、それぞれが意図しない事件に巻き込まれていく。そして最後にはそれが全て交錯してカオスと化す。
つまり「滅茶苦茶」だ😆😆😆

コロナの真っ只中で書き下ろされた本作は、当時の世相が描かれていて、わずか4年前のリアルな日本なんだけど、随分昔のように感じるのは不思議な感覚。

それから「心のコロナ」って、なかなかいい解釈だと思う😆

本作はデビュー当時の「悪い夏」や「正義の申し子」を彷彿させる作品でした〜

さて、続きまして染井為人作品集中読破期間の最後「芸能界」を読む。

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