僕は基本的に短編集らしき本は読まない。
理由は単に好きじゃないから。
本を読む時、物語の冒頭から時代や状況、設定を理解しながら登場人物の名前と人柄を覚え、少しずつ物語の本筋へと入っていく過程がとても好き。
じっくり読みながらしっかりと物語の世界に入り込んでいく。
ところが短編は、状況や登場人物の名前をササッと紹介し、理解出来た頃にはもう物語の終盤にたどり着いてしまい、じっくり没入することができないままに終わってしまう。
なんだか慌ただしくて物足りないのです。
で、この本はそんな僕が好きでは無い短編集。
面白かったか?と問われれば「まぁ面白かった」と答えるけど、やはり読了後の物足りなさは拭えない。
改めて短編集はあまり好きじゃないと再認識した次第。
では、なぜこの本を購入したのか?
短編集では無いと思い込んで間違って買ったようです。
今後は気をつけます😅
「悪い事をしたから悪いことが起きるとは限らない」ってセリフが面白かったな