朽ちないサクラ|柚月裕子 を読んで

柚月裕子 著「朽ちないサクラ」 【読書感想文】

本日より上映開始の「朽ちないサクラ」
映画を観に行くかどうかは今んとこわからないけど、原作だけでも読んどこうかなと思い本を購入。

ところが勘違いして「月下のサクラ」を先に読み始めてしまった。
「朽ちないサクラ」がシリーズ一昨目で映画化された作品。
「月下のサクラ」はその続編だと読み終わってから気付かされた。
で、後追いで「朽ちないサクラ」を読破。
順番は逆だったけど、それぞれ単体でも十分楽しめる作品でした。

「朽ちないサクラ」では警察署に勤める職員の泉。
親友の死をきっかけに事件の真相を突き止めようと素人なりに調査をし、犯人逮捕に大きく貢献する。が……..

続編の「月下のサクラ」では、職員ではなく正式に警察官となった泉の話。
希望通りの部署に配属された泉はまたしても…….。

本作は、様々なドラマにも出てくる、正義と悪の両面を持つ公安が大きな題材となっている。
タイトルにある「サクラ」とは公安のこと。
つまり両作品とも一人の女性が公安と対峙して行くというお話。
果たして正義とは一体何なのだ?

この手のお話は大好物である。

両作品とも一気に読み進めることができたし、とても読みやすく良作だと思う。
個人的には二作目の「月下のサクラ」の方が面白かったかな。

さて映画はどうしようかなぁ。。。。
しばらく土日はライブとかで忙しいんだよなぁ。
ま、時間が合えば観にいこうかな。

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