おどろおどろしい表紙とタイトル。
間違いなくホラー系の作品。
あるいは残虐性の高いミステリー。
期待通りの内容でした。
高校生の2カップルがふとした理由で訪れた石尾村。
他の街とは完全に閉ざされた陸の孤島村。
その村では子供たちが大人たちを監禁していた。
虫を殺して遊ぶようにキャッキャッと笑い合いながら大人たちを殺したりする。
主人公たちも捕まり監禁される。
さてさてどうなるのか?
なぜこの村はそうなってしまったのか?
生きて帰れるのか?
というお話。
残虐な文章とホラー要素が上手く絡み合い、グイグイとその世界観に引き込まれます。
特に怖いのは主人公目線の文章で進むので、何がなんだか理解が追いつかない恐怖。
この先どうなるんだろ?
なぜこうなったんだろ?
殺されてしまうんだろうか?
と、分からないことだらけの中で生きていかねばならない恐怖。
状況も先行きも分からない恐怖。
おそろしや〜😱
この手の作品が好きな方は大満足できること間違いなしの作品。
最後はちょっとウルっとしたりしてね。とても良い作品でした😊