帯の「狂ってるから、一層怖い。」ってコピーがいいよね。
書店ですぐに手に取ったもん😆
もうね、コピー通り。
狂ってるやつのお話。
そして主人公や同居人たちの不幸な人生は読んでるだけで悲しくなる。
「もうやめろ！」と叫びたくなるような不幸と恐怖の連続。
話の展開や結末はある程度先読みできたんだけど、作品全体に漂う独特の空気感というか気味の悪さは凄い。
あとがきを読んで知ったんだけど映画「クリーピー」の原作者なんだね。
なるほど〜🤔
他の作品も読んでみようかな。
残念なのは最後がドタバタと終わった感がするということ。
ま、ミステリとかではよくある話なんだけど、タネ明かしみたいのが最後に一気に展開して、張ってた伏線全て回収ってのがあまり好きじゃない。
もう少し謎のままの部分を残してもいいのになぁといつも思う。
あと文庫化するにあたって改題してるみたい。
元々は「愛しのシャロン」。
改題しない方が良かったような気もする😆
